健全な経営のための収益力アップについて(1) ~将棋教室編~

2020年6月25日

今回は経営の安定を目標に、現状とこれからを考えてみます。

 

テーマは「健全な経営のための収益力アップについて」です。

経営状況の変化と業務の底上げ

現在の状況

今日現在(令和2年6月9日)、新型コロナウイルスの影響によりほぼすべての業種の自営業の方々が、仕事および客足の減少による収入減の状態ではないかと思います。

 

まだまだ新型コロナウイルスの終息には時間がかかりそうですし、緊急事態宣言解除後も休業を継続されている将棋道場および教室の経営者の方々も多くいらっしゃると思います。当然ながらうちの将棋道場および将棋教室も月の売上は、コロナ騒動が本格化する前と比べると約20%以下まで落ち込んでいます。

 

残念ながら今は、なかなかイベントを開催することもままならないですし、そもそも開催したところで人が集まらず、以前の売上を上げる手段はほぼないに等しいような状況です。

健全な経営を維持するために

ただ、今回の新型コロナウイルス騒動のようなことはそうそう起きるわけではなく、ある意味偶発的な要素が強いと言えます。しかし、だからといって何もしないのでは、今回の騒動が今後の教訓になりません。

 

そこで、このような偶発的な事態に対してもその対応力を上げるためには、やはり普段からの業務の収益力アップを図っておくことが、とても大事だと思います。収益力の向上は、健全な経営を維持することにも繋がります。備えあれば患いなしってやつですね。

三つの業務

そこで、現在うちで行っている収益業務について、その収益力とサービスの現状および今後の改善について考えてみることにします。

 

なお、ここでいう現状とは新型コロナウイルス騒動が本格化する前、つまり新型コロナウイルスの影響がなかった時点のことです。今回は、2020年2月時点の数字を元に現状の確認を行います。

 

また、現在のうちの収益業務としては、

  • 将棋教室業務
  • 将棋道場業務
  • 外部イベント補助受託業務

以上の三つがあります。

 

まずは、そのうちの将棋教室についてです。

将棋教室の収益力アップについて

将棋教室の現状(2020年2月時点)

この時点の将棋教室の生徒数は、

以上の計61名でした。

 

平日の教室は、定休日(月曜)以外の15時半から21時までの間の希望の2時間です。

また、土日の教室は

  • 10時から12時
  • 13時から15時
  • 15時から17時

の3三コマ制でした。

 

そして、全売上における将棋教室の売上は、約49%となっています。実質、将棋教室の売上が全売上の半分を占めているというわけですね。この将棋教室を私・女性スタッフ・アルバイト1名の計3名で運営していました。これが2020年2月時点での現状です。

 

さて、将棋教室の収益力アップについてですが、まず直接的な方法としてはもちろん「生徒数を増やすこと」です。ただ、生徒数を増やしたら必ず一緒にやらないといけないことがあります。それは、指導スタッフの増員です。

 

この二つの点について今後の改善部分を考えてみます。

生徒を増やす

将棋教室においては、月謝を払ってくれる生徒の数=売上となりますから、これがもっとも収益力アップに直結します。そのやり方としては有料の方法(ビラ巻きやポスティング等)もありますが、収益力アップの観点からまずは無料でできることを優先的に考えてみます。

 

発信する情報の充実

現在ホームページやブログの他に、Twitterや公式LINEアカウント等のSNSを利用して将棋教室に関する情報を発信しています。普段は将棋教室に関するイベントやお知らせ等の連絡に使うことがほとんどですが、もう少し教室での子どもたちの様子昇級・卒業の報告生徒及び保護者の声なども頻度を上げて配信していくといいかもしれないですね。

 

指導体制の充実

現在うちの教室は上限定員数を設けていますが、やはり土日になると一コマ当たりの生徒の人数が上限になってしまうこともしばしばあります。

 

できれば生徒一人一人とスタッフが、まず1局指して感想戦でコツを伝えたのち、もう1局指して試してみるというように、一日計2局指せるぐらいに指導者の人数を揃えたいですね。生徒たちの棋力向上は教室としての達成度、そしてサービスに対する満足度が上がることに繋がりますから。

 

単発での将棋教室開催

以前も何回かやったことがありますが、教室が開講していない祝日等に単発の将棋教室を開催することも考えていきたいです。これなら入会を検討していなくても参加しやすいですし、うちの指導方針や指導方法を直接体験していただくことができます。臨時的なものとはいえ参加料も設定できますし、ある程度定期的に開催することで宣伝効果も高くなっていくでしょう。

指導スタッフを増やす

指導スタッフについてですが、とりあえず6月末での女性スタッフの退職が既に決まっているので、早急に最低1名はアルバイトを募集する必要があります。その上で生徒の人数に応じてその都度指導スタッフ(アルバイト)を増員できるように、候補者を事前にある程度確保した上でスケジュール管理がしっかりできる体制を構築するのが大事ですね。

 

また、教室の卒業者に棋力の向上も兼ねて、生徒と駒落ち将棋をたくさん指しに来てもらう、というのもいいですね。私は駒落ちは下手だけでなく上手をもっても勉強になると考えていて、結構子どもたちにも普段から手合いに応じて上手側を持たせていますので、希望者を募って来てもらうのもありだと思います。こちらは指導ではなくて、普通に対局相手として指してもらえばいいですしね。

 

そして将棋教室の卒業生が高校生以上になったら、アルバイトとして雇うこともできるかと思います。うちの教室の卒業生なら、教室でやっている指導内容等を体験していますから、伝えるべきこともある程度は理解してるはずですし。

業務の効率化

あとは、できるかぎり省けるものは省いて業務を効率化し、その分を他の力を入れるところに回していく必要があると思います。とりあえずの改善策として、2020年7月から利用人数の少なかった土日の三コマ目(15時から17時)を廃止して、人件費削減とその部分に使っていた労力を他のサービスに回すことにしました。

 

あとは、指導側の体制を構築した上で、効率よく多人数の生徒を確保・指導できる教室の運営システムをしっかり組み立てて教室運営のキャパを拡大していくことが、将棋教室の収益力アップに繋がっていくのだと考えています。

 

今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

関連記事