将棋教室の入会の流れとグループ分けについて

2020年6月21日

今回は、将棋教室の入会の流れと棋力に応じたグループ分けについて書いてみます。

将棋教室への入会の流れ

初めての来場時

うちの将棋教室に興味を持った子は、まずは無料体験という形で教室の見学に来ます。

 

これは、最初からそう希望されることもあれば、問い合わせをいただいたときにこちらから提案するというケースもあります。

 

問い合わせの時点で入会の希望をいただくことも多々あるのですが、できるかぎりは一度無料体験に来ていただくことをお勧めしています。

 

なぜなら、やはり人と人には「相性」というものがあるからです。

相性の確認

この「相性」というものには「私と子ども」という部分もあれば、「私と保護者の方」というものもあります。

 

私の考え方や指導方針、具体的な指導方法などがその子の性格や親御さんの考えに合っているか、というのはすごく大事です。

 

ですから、無料体験は基本私が対応すること、そして無料体験中はできるかぎり保護者の方に、そばについて見ていてもらうことを心がけています。

 

ビジネス的に考えればすぐ入会してもらう方が良いのですが、せっかく入会してもらえるのであれば、できるかぎり教室で継続して頑張ってほしいので、そういう形をとっています。

 

そう思うようになったきっかけは、以前森下卓先生(プロ棋士:九段)の講演会を拝聴したときに、森下先生が「最初に出会った先生が、その子の将棋人生に多大な影響を与える」と仰られていたのが、今でも心に残っているからです。

 

私の最初の対応次第で、その子と将棋との関わりが切れてしまうかもしれない、という緊張感をもって日頃から見学者に接しています。

 

ですから、できれば「私を選んでよかった」と思っていただけるよう、後悔されることのないようにまずは体験に来ていただけるようにお話しさせていただいているのです。

 

無料体験時は基本的に5×5のミニ将棋を使って、その子が大体どれぐらい将棋で大事なコツを掴んでいるか、のチェックをします。

 

その後正式に教室入会を申し込んでいただけたら、棋力に応じて下記の3つのクラスに分けて指導をしていきます。

棋力に応じたグループ分け

入門クラス(段級のつかない初心者)

こちらは主に女性スタッフが担当しています。

初めて教室の見学に来る子は、そのほとんどがこのクラスに該当します。

 

まずは5×5のミニ将棋を使って、さっそく将棋のもっとも基礎となる部分を伝えています。

なお、駒の動きやルールがわからない子は、さらに別に分けて一から教えていきます。

八枚落ちクラス(目安12級~18級)

こちらの担当は主に私です。

入門クラスで学んだことを土台にして、八枚落ちで伝えるべき将棋のコツを伝えています。

六枚落ちクラス(目安11級以上)

こちらの担当も主に私です。

下のクラスで学んだことを再確認しながら、考え方や方針の立て方、また技術面の積み上げなどかなり実戦的なことになってきます。

 

こうして最終的に六枚落ちで、もうある程度伝えるべきことを伝えた、と確認ができたら教室卒業となります。

その確認である卒業試験も、基本は私が行っています。

 

そして、子どもたちを指導するにあたって、重視していることは以下の3つです。

  • それぞれのグループ(手合い)で、伝えるべきことを明確にしてあること
  • 前のグループで学んだことを土台に、次のグループで積み上げていくこと
  • 手を教えるのではなく、考え方を伝えること

「こういうふうに考えてみてごらん。そしたらどういう手が浮かぶかい?」

 

この問いかけが、うちの教室の全てなのかもしれません。

 

次は、それぞれのグループでやっている指導について、その指導方法を具体的に書いていきたいと思います。

 

今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

 

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