将棋のさまざまな「顔」について(1) ~ボードゲームとしての将棋~
今回は、将棋が持つさまざまな「顔」について書いてみたいと思います。
上記のとおり、将棋にはさまざまな「顔」があります。
「ボードゲーム」「知育ゲーム」「競技(勝負事)」「芸事(伝統文化)」等々…
他にもいろいろあると思います
この中には、普段から慣れ親しんでる「顔」もあれば、全く縁のない「顔」もあると思います。
この記事ではその中から、「ボードゲーム」としての顔について書いてみようと思います。
なお、あくまで自分が何となく感じている「一面」を捉えたものです。
その点ご了承ください。
「ボードゲーム」としての将棋
遊び道具として
私は小学生のころに、独学で将棋を覚えました。
家族の誰かに教えてもらった、というパターンが多いと思うのですが、うちの場合は家族が誰も将棋できなかったので(汗)。
当時は今現在よりも、小学校に「将棋クラブ」があったように思います。
私もクラブに入って、友達と指して遊んでいました。
正直、「勝つ」ことにこだわりは全くなかったと思います。
そう、私にとって将棋は、友達との楽しい「遊び道具」でしかなかったのです。
楽しいという気持ち
勝っても負けても、友達と将棋で遊ぶのが「楽しい」という気持ちでした。
この「楽しい」の部分が最も強く出るのが、「ボードゲーム」としての将棋の顔ではないかと思います。
「家族の方に教えてもらった」「友達がやってた」等、将棋を始めるきっかけはいろいろあると思いますが、将棋を始めた方は皆、この「楽しい」という部分がスタートラインになっていると思います。
もちろん、「楽しい」が最優先だからといって「負けたくない」という気持ちがない、という話ではありません。
強くなりたいと思って頑張る方も、たくさんいらっしゃいます。
いろいろなことを学べますし、多くの方と「将棋仲間」になることもできます。
ずっと続けられる「趣味」として、将棋は素晴らしいゲームだと私は思います。
本当に無邪気に将棋の「楽しさ」の部分を味わえるこの段階が、ある意味「一番幸せ」かもなぁ、なんて今でも思ったりします(汗)。
もちろん今の方が、この時知らなかったさらなる「楽しさ」に気が付けてはいるんですけどね。
その分、「つらさ」も知ってはしまいましたが(笑)。
でもやっぱり、将棋は「楽しい」ものです。
まずはその楽しさを、子どもたちにたくさん伝えていこうと思います。
今回は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
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